2007年3月10日土曜日

山梨・小菅の湯まで


結局、沸々とわいてきた新車購買欲に勝てず、R1200GSを下取りに出して、R1200Rを買ってしまった。もうバイクの乗り換えは最後にしたい。
そして3月某日、代休を取って慣らし運転ツーリングに奥多摩まで出かけた。R1200RはR1200GSに比べ車重が軽く、取り回しがとても楽だ。足つきもおそらく3〜5センチほど低くていい。立ちゴケの心配も少ないし、Uターンも楽勝。400ccのようにコンパクトで気軽に乗れそうだ。
今日の目的地は時々温泉に入りたいときに日帰りで行く山梨・小菅の湯。所沢から関越道、鶴ヶ島で圏央道に入って日の出インターで下り、奥多摩周遊を経由して奥多摩湖、小菅の湯というコースだ。
関越道に乗ってすぐ、意外な弱点というかネイキッドゆえの風の強さにとまどう。申し訳程度の小さなウインドスクリーンしかついていないため、高速道路では時速100キロ以上になると風圧がかなりしんどい。昔のZZR1100を思い出す。ZZRはカウルは付きだったが、120キロ以上になると、斜線変更時などに後ろを見るために頭を横に向けると、風圧で首をもとに戻しにくくなって難儀した。R1200GSの風防性能がいかによかったかが身にしみてわかる。このままでは飛ばせないので、慣らし運転が終わったらGIVIのスクリーンでも購入せねば。
日の出で下りて、五日市経由で奥多摩周遊道路へ。奥多摩周遊はまだ冬の装い。最高点近くはまだ雪が残っており気温(バイクの速度計横のディスプレイに表示される)はどんどん下がって6.5度までいく。早く温泉につかりたいと思い、途中、小便休憩をしただけで一気に小菅の湯へ。ここは東京都の奥多摩湖の奥で多摩川源流だが、山梨県。峠はもっと先にあるのに、僻地の行政の難しさを感じさせる行政区分です。小菅の湯の楽しみは風呂というよりも、山梨名物の鮑の煮貝と馬刺しのつまみセットがあることだ。風呂上がりビールをおごり、ビールを完全に醒ますためもう一度じっくり温泉につかって、帰路につく。帰りは青梅街道をひたすら下る。ワインディングもタイトすぎずゆるやかで、オートバイの楽しみを満喫できる道です。下道では3速と、4速の間のギアレシオがちょっと離れすぎているような感じがしたのと、アクセルを開けた時の反応がクイック過ぎるのが気になったくらいで、まあ乗りやすいバイクで安心した。
また仕事が忙しくなる。今度の遠出はいつになるか。