2010年6月26日土曜日

2010上期総括-2(宮城・二口 大東岳)

2010/05/03〜04。5月の連休は奥多摩の高水山のほか、1泊で昔の山仲間と宮城・山形県境の二口山塊の大東岳、南面白岳に行った。かつて、大学時代入り浸っていた山域。2年前の6月、久しぶりに大行沢を遡行し、ブナ林が豊富な二口の山の良さを再認識した。…ということで、今回は春山。どれくらいの寒さ、どれくらいの雪の量かわからず、CAMPの軽量ピッケル、ホグロフスの軽量ザックを新調。春山のほぼフル装備で挑んだ。
早朝の新幹線で仙台へ。仙山線に乗り換え愛子。そこからバスで本小屋へ。歩き始めは初夏を思わせるとてもいい天気で、快調に飛ばす。1000メートル辺りから雪が出始めるが腐っていてアイゼンは不要。ただし急斜面でピッケルは役に立つ。シャフトの長さは、60センチではなく、70センチにしとくんだった。大東ピーク着後、樋の沢に下りる。やや道が悪く、急斜面で緊張する。17時過ぎに小屋着。てんからの装備は持って行ったが、釣りをする気力なし。結構疲れていて21時前には就寝。
翌日は曇り、昨日と打って変わって寒い。春山らしい程よい固さの雪が付く登山道を進むが、寒くて風景を楽しむ余裕あまりなし。小東岳から南面白に縦走し、面白山スキー場に下山。仙台で寿司を食って帰京。宮城も今年の春は遅い感じであった。2日目の寒さが誤算、もっと雪山で肌を焼きたかった。
なお、新調したホグロフスザックは、この後の雲取山山行で早くもパッキング時に締め付ける紐が切れ、恵比寿の直営店にクレーム、現金返しとなった。後発ザックメーカーはだめなのか……。
右写真のザックがダメ・ホグロフスザック。使い勝手はそこそこなんだが……。

2010年6月20日日曜日

久々のブログ、2010上期総括−1(奥多摩3題)

忙しさにかまけて、なかなかブログを定期的に書けない。今年は下期からはきちんと書くことにして、とりあえず2010年の6月までの総括を。基本的に山は奥多摩、自転車・車は荒川の日々でした。山登り、沢登り、ハイキング、釣り、バイクツーリング、温泉と、自宅から1時間半ほどで、ほとんどの外遊びができる奥多摩。規模、自然の度合いはそこそこだけど、首都圏に住む人間にとってとても貴重なフィールドです。さて、今年は山に入ると例年より1〜2週間春が遅い印象でした。いくつかの装備を新調して、50男は今年も孤独に(時々仲間と)山を駆け回ります。
●2010/04/10
まず足慣らしのために、昔の山仲間と奥多摩の大岳山、御岳山、日の出山の低山縦走へ。去年の高尾山〜秋川のロングトレイルが、あまりに長く不評だったので、今年は軽めからスタート。930奥多摩駅発でつるつる温泉1555着。単独より遅いペースだが、それなりにバテる。つるつる温泉が臨時休業で、立川で反省会。(写真1、日の出山から東京方面を見る)
●2010/04/29
ゴールデンウィークの初っぱなに単独で奥多摩、高水山から棒ノ嶺、名栗・さわらびの湯へ。天候不順で軍畑駅を出てすぐに雨、傘をさして登る。午後から安定するも、高水山から稜線はまだ初春。新緑も今一。ただ、岩茸石山から先は登山者も少なく静かな山道。黒山のピークはなかなかいいところ。有間ダムへの下山道は雨で増水するとやや危険。軍畑950発、さわらびの湯1450着。(写真2、黒山でやっと晴れる。新緑はこれから)
●2010/05/15〜16
今まで行ったことのなかった石尾根(奥多摩駅〜雲取山)を昔の山仲間と1泊でやっつける。長くて単調で、広々としたハイウエイのような登山道ををひたすら登る。やはり春は遅く、尾根上はまだ緑が少ない。また、5月中旬とは思えぬ涼しさだ。無人の鷹ノ巣小屋で1泊。意外に皆疲れていて8時には就寝。奥多摩駅930発、鷹ノ巣小屋1500着。(写真3、4、雲取山へのハイウエイとピーク)
翌日は快晴で富士山を愛でながらの快適な登山。若い女性に山登りブームとかで、いわゆる山ガールもちらほら。おじさんパーティーにはいい目の保養となる。しかし、あの山スカートというのはどうでしょう。ちょっと履いてみたい気も。雲取のピークを踏んだ後、曇り始め富士山も見えなくなる。速攻で下山。鷹ノ巣小屋700、雲取山910、鴨沢着1300。