2009年4月29日水曜日

柳瀬川で鯉釣り



どうも最近、遠くに釣りに行こうという気にならない。道具をああだこうだと準備するのが億劫になってきたのだ。逆に山登りのシンプルさが心地よくなってきた。ザックに食料だけ入れて家を出ればそれなりに遊んで帰ってこれるからだ。
というわけで、釣り堀すらご無沙汰だったのだが、近場でお金を払わないで釣りをするのもいいかも、と最近思い出して、鯉かオイカワのフライフィッシングでも久しぶりにやってみようと思っていたところに、たまたま暇な休みがあったので、4/18に行ってきました車で15分の柳瀬川(東京・清瀬)へ。ここは最近、なんと雑誌『フライフィッシャー』にも紹介されていたポイント。清瀬で取材とは、編集者、ちょっと楽しすぎでは。
さて、関越道下のやや上流、滝の城址公園前でこんな鯉がパンフライに食いついてきました。食いつく瞬間はどきどきし、それなりに引いたのだけど、所詮、鯉は鯉。ちょっと大味な釣りではありました。1匹でこの日は終了。ここの上流でオイカワをやはりフライで狙っている人がいたので、今度はオイカワでもやってみよう。

高尾山2題




足慣らしに2008年3月と4月に高尾山〜秋川に歩きに行った。昨秋、何十年ぶりかに高尾山〜景信山を登ったのだが、歩き足らないコースだったので、もっとロングトレイルはできないかと考え、秋川に抜けるルートを取ってみた。
1度目は3/15に単独で。昨秋の景信山から以北をつなげるべく、小仏から入る、丁度下界は梅のころだったが、尾根に上がるとまだ冬の装い。陣馬では富士山がくっきりと見える。陣馬まではすごい人数のハイカーだったが、和田峠からはぱったり人がいなくなり、時折トレイルランのランナーが抜いていく程度。醍醐丸周辺はいい具合の広葉樹林で、宮城の二口山塊を一瞬思い出させる。市道山までは快調に飛ばしていたのだが、だんだん膝にダメージが来て、臼杵山では痛さが増してくる。荷田子に下りて「瀬音の湯」に入る計画だったのだが、荷田子コースが地図上で若干長く感じたので元郷下山に変更。結果、これが失敗で、急な下山路を下るはめに。下山後もばてきっていて、結局、温泉はあきらめる。小仏バス停950スタート、元郷着1625だった。
2度目は4/11。昔の山仲間と今年の夏合宿のミーティングをしたときに、「どこかにトレーニングに行こう」ということになり、自らのリベンジの意味も込めて3/15のコースを提案。せっかくなら高尾山口から入ろうということで、超ロングに挑戦することになった。40代後半を中心に総勢7人が820に高尾山口集合。「さあ歩き出そう」となったところで「ケーブル乗らないの?」と誰かが言う。先を考えケーブルに乗ることに。私自身には全くの想定外のことだったが、結果、この選択がよかった。山は桜のハイシーズンで、前回よりもハイカー、ランナーは多い。陣馬で昼食休憩後はひたすら歩く。さすがに何人かは膝に来て、臼杵山から荷田子への下山はパーティーが分かれる。念願の「瀬音の湯」につかり反省会。しかし、ここの温泉もオープン当初に比べ混んできていただけませんな。高尾山口820スタート、瀬音の湯着1750という、足慣らしにしては歩き過ぎた1日でした。ちなみに距離は22、3キロとのこと。
高尾山周辺は人が多く尾根も緩やかなので、秋川方面や奥多摩につなげるロングコースにしないと、どうも「歩いた」という充実感がわいてこないのが玉に瑕。しばらくはこのコースをやる気はないが、秋にでもまた歩いてみるかな。