2010年7月24日土曜日

荒川自転車道、桶川で転んで救急車

荒川自転車道は自転車のホームグラウンド。いつもKHSの小径車でホンダエアポート手前まで行き、開平橋わきの上尾・川岸屋でモツ煮、おしんこ、ラーメン、ビールのコースを楽しんで帰ってくる。今年も3月から3回ほどこのコースを行っていた。(下写真は6/19、上尾とさいたま市西区の境界あたり)
7/18は連休の谷間。17に丹沢に沢登りに行く予定だったが、天気が悪い予想が出て中止(だが、結局晴れた)。フラストレーションがたまっていて、翌日、自転車でいつものコースに出かけた。とてもとても暑い1日だった。荒川右岸、ホンダエアポート手前で右折。対岸に渡るための長い道路を走行中、バランスを崩して転んだ。何が起こったか詳しく覚えていない。前輪が急に左に直角になり、あっ、と思ったら左前頭部がアスファルトに激突。左肩、左腕、左足をすりむいた。あまりの衝撃に頭が割れたと正直思った。通りかかった自動車に止まってもらい、救急車を呼ぶ。20分ほどで救急車到着。荒川の北側ということで、自宅に近い埼玉医大には運んでもらえず、北本の北里メディカルセンターへ。CT、X線異常なしと言われるまで生きた心地せず、よわっちい、へなちょこ中年を演じてました。車で家族に迎えに来てもらい、上尾警察で自転車をピックアップし自宅へ。いやあ、まいった1日でした。
それにしても、事故って倒れてたときに止まった車に乗ってたおばさんが、「タイヤが小さい自転車は危ないのよね。うちの息子も……」と言っていたのが気になった。なぜ、転倒の瞬間、前輪が進行方向から直角に曲がっていたのか。想像するに、汗を拭くのに片手運転になったのが原因だったかも。覚えてないけど。いずれにせよ、次からはちゃんとヘルメットかぶろう。



オートバイで会津・大内宿へ

6/4〜5、会社のツーリング仲間と、会津の大内宿まで1泊ツーリング。日光から霧降高原、会津街道から大内宿へ。昼間夕立に遭い、濡れたワインディングの路面がなかなか怖い。じじいは皆について行けない。そのあげく、昼のジンギスカンと、旅館の夜の馬刺しで腹を壊し、翌日は一人で早めに岐路に。白河に抜け、東北道をびゅいんと昼過ぎには埼玉。いやあ、バイクは眠くなるし、怖いし、疲れるしで、なかなか50男には辛い遊びになってきた。

奥多摩・真名井沢

2010の山仲間との合宿は、上越の恋ノ岐川に決定、6月に入りそろそろプレ山行をということで、6/6、奥多摩・真名井沢に出かけた。何年か前、大雨の中を遡行したが、今回はいい天気、川井からバスで取り付き近くのバス停まで、そこからしばらく歩いて入渓谷。

ま、優しくて安全で楽しめた沢でした。ただ、1カ所、左からの滝の巻きでやばいところが。単独行はまずいかも。つめでいつものルートを取り、尾根筋へ。今回は川苔山に向かわず、そのまま古里に下山。以下はつめ近くで発見した鳥の卵。
昨年、熊に遭遇した杉と広葉樹の境界あたりが伐採され、立派な林道ができていてショック。熊はどこに行った……。

bmw325i touring-1

また奥多摩、ただし車で。
10年乗ったレガシーから、2007年型のbmw325i touringに乗り換え、5月連休の中の1日、奥多摩周遊道路に出かけた。直6エンジンのフィールはいいが、どんどん伸びる。べた踏みしてもまだゆっくり伸びる。ただ、エンジンブレーキが軽い印象。レガシーが4サイクルエンジンのブレーキなら、bmwは2サイクルか。足慣らしで「小菅の湯」まで。鮑と馬刺しを食して帰りました。しかし、奥多摩周遊はバイク一方通行なのに、逆から来るバイクがまだいて、焦った。

2010年6月26日土曜日

2010上期総括-2(宮城・二口 大東岳)

2010/05/03〜04。5月の連休は奥多摩の高水山のほか、1泊で昔の山仲間と宮城・山形県境の二口山塊の大東岳、南面白岳に行った。かつて、大学時代入り浸っていた山域。2年前の6月、久しぶりに大行沢を遡行し、ブナ林が豊富な二口の山の良さを再認識した。…ということで、今回は春山。どれくらいの寒さ、どれくらいの雪の量かわからず、CAMPの軽量ピッケル、ホグロフスの軽量ザックを新調。春山のほぼフル装備で挑んだ。
早朝の新幹線で仙台へ。仙山線に乗り換え愛子。そこからバスで本小屋へ。歩き始めは初夏を思わせるとてもいい天気で、快調に飛ばす。1000メートル辺りから雪が出始めるが腐っていてアイゼンは不要。ただし急斜面でピッケルは役に立つ。シャフトの長さは、60センチではなく、70センチにしとくんだった。大東ピーク着後、樋の沢に下りる。やや道が悪く、急斜面で緊張する。17時過ぎに小屋着。てんからの装備は持って行ったが、釣りをする気力なし。結構疲れていて21時前には就寝。
翌日は曇り、昨日と打って変わって寒い。春山らしい程よい固さの雪が付く登山道を進むが、寒くて風景を楽しむ余裕あまりなし。小東岳から南面白に縦走し、面白山スキー場に下山。仙台で寿司を食って帰京。宮城も今年の春は遅い感じであった。2日目の寒さが誤算、もっと雪山で肌を焼きたかった。
なお、新調したホグロフスザックは、この後の雲取山山行で早くもパッキング時に締め付ける紐が切れ、恵比寿の直営店にクレーム、現金返しとなった。後発ザックメーカーはだめなのか……。
右写真のザックがダメ・ホグロフスザック。使い勝手はそこそこなんだが……。

2010年6月20日日曜日

久々のブログ、2010上期総括−1(奥多摩3題)

忙しさにかまけて、なかなかブログを定期的に書けない。今年は下期からはきちんと書くことにして、とりあえず2010年の6月までの総括を。基本的に山は奥多摩、自転車・車は荒川の日々でした。山登り、沢登り、ハイキング、釣り、バイクツーリング、温泉と、自宅から1時間半ほどで、ほとんどの外遊びができる奥多摩。規模、自然の度合いはそこそこだけど、首都圏に住む人間にとってとても貴重なフィールドです。さて、今年は山に入ると例年より1〜2週間春が遅い印象でした。いくつかの装備を新調して、50男は今年も孤独に(時々仲間と)山を駆け回ります。
●2010/04/10
まず足慣らしのために、昔の山仲間と奥多摩の大岳山、御岳山、日の出山の低山縦走へ。去年の高尾山〜秋川のロングトレイルが、あまりに長く不評だったので、今年は軽めからスタート。930奥多摩駅発でつるつる温泉1555着。単独より遅いペースだが、それなりにバテる。つるつる温泉が臨時休業で、立川で反省会。(写真1、日の出山から東京方面を見る)
●2010/04/29
ゴールデンウィークの初っぱなに単独で奥多摩、高水山から棒ノ嶺、名栗・さわらびの湯へ。天候不順で軍畑駅を出てすぐに雨、傘をさして登る。午後から安定するも、高水山から稜線はまだ初春。新緑も今一。ただ、岩茸石山から先は登山者も少なく静かな山道。黒山のピークはなかなかいいところ。有間ダムへの下山道は雨で増水するとやや危険。軍畑950発、さわらびの湯1450着。(写真2、黒山でやっと晴れる。新緑はこれから)
●2010/05/15〜16
今まで行ったことのなかった石尾根(奥多摩駅〜雲取山)を昔の山仲間と1泊でやっつける。長くて単調で、広々としたハイウエイのような登山道ををひたすら登る。やはり春は遅く、尾根上はまだ緑が少ない。また、5月中旬とは思えぬ涼しさだ。無人の鷹ノ巣小屋で1泊。意外に皆疲れていて8時には就寝。奥多摩駅930発、鷹ノ巣小屋1500着。(写真3、4、雲取山へのハイウエイとピーク)
翌日は快晴で富士山を愛でながらの快適な登山。若い女性に山登りブームとかで、いわゆる山ガールもちらほら。おじさんパーティーにはいい目の保養となる。しかし、あの山スカートというのはどうでしょう。ちょっと履いてみたい気も。雲取のピークを踏んだ後、曇り始め富士山も見えなくなる。速攻で下山。鷹ノ巣小屋700、雲取山910、鴨沢着1300。

2010年1月10日日曜日

熊に遭う、奥多摩で



(熊の回にだけエッチ投稿が機械的に頻発したのでオリジナルを消して再度アップしておきます)
金曜夜、飲む相手がいなかったので早めに帰宅。翌日(2009年7月11日)の土曜、奥多摩にトレーニングに行くことにした。コースはいつもの古里から赤杭尾根→川苔山→鳩ノ巣だ。快調に飛ばし、川苔ピークまであと1時間ほどの地点、尾根道から右手にトラバースする道に入ったところで、ドドッ、カサカサカサカサ、という何かが走る足音、そして前方を見ると小さな黒い影。ツキノワグマの子供だ。向こうも驚いたようで瞬く間に約30メートル前方の杉の木に登り始めた。想像以上の素早さ。子熊は7〜8 メートルほど登った後で、上からこちらを不安そうに見ている。奥多摩にも熊がいるのは知っていたが、それは登山家の山野井氏も襲われた奥多摩駅以西、ダムの北側あたりのことだと思っていたので驚いた。
母熊がいたら大変なことになるので、一時登山道を引き返し待機。3分ほど待ってまた先ほどの地点に引き返してみると、まだ子熊は木の上からこちらを見ている。母熊がいるのは確実なので、仕方なく引き返し、トラバース道ではなく尾根道を行くことにした。笛も鈴も持っていなかったので、声を出し、手を叩きながら歩いたが、盆踊りのように手を叩く自分がなんとなく滑稽で情けなかった。
トレーニングはいつものように4時間ほどでコースを完歩。一心亭で風呂に入り、ビール、鮎、蕎麦で締めて家路に就いた。
いやあ、いい体験をしました。しかし、あの辺りでも熊がいるとは。今度から奥多摩でも笛、鈴必携ですな。
(写真の中央にある木の右の細い木の真ん中辺りの黒い影が子熊)

2010年1月2日土曜日

2009年総括-2

総括の2は軽めのアウトドアの記録を。
2009/8/16 懸案の輪行を日帰りでやってみた。KHSをパッキングし有楽町線経由で新木場へ。酷暑の中、荒川自転車道を朝霞まで遡る。最初は左岸に渡りしばらく行って右岸へ。途中、赤羽のラーメン屋でつけめんを食う。真夏でも人が多く、自転車道も分断されているので、秋ヶ瀬から下流の荒川はやっぱり自転車では走りにくい。

2009/9/13 会社のバイク仲間と奥武蔵へ。グリーンラインから芦ヶ久保に下り、正丸峠の茶屋でジンギスカンを食べる。その後名栗で温泉に入って帰宅。今回のバイクはバイアルスTL125。

2009/11/21 最後のトレーニングは奥武蔵・伊豆ヶ岳へ。東吾野から子の権現を経て伊豆ヶ岳。上記の茶屋でジンギスカンを食べて正丸駅へ。朝9時過ぎから歩き出し15時までみっちり講堂6時間。バテた。

2009/12/12 荒川自転車道を上流へ。いつもの川岸屋へ。おいしいもつ煮とおしんこを食し帰宅。ここのおしんこは本当にうまい。写真は羽倉橋上からみた荒川と奥武蔵。

2009年総括-1

去年も忙しさにかまけ、ブログをさぼってしまった。夏から秋までの主な山行をとりあえずまとめておこう。50も過ぎて、昔のようには登れなくなってきた。沢登りもあと1、2年かな。
2009/8/7〜10 秋田・森吉山、桃洞沢、赤水沢。ノロ川流域のナメが独特の沢に学生時代の山仲間と夏合宿で入った。おまんこの形をした桃洞滝が、潮を吹いておりなまめかしかった。しかし、2009年の夏は天候がとても不安定で、雨に打たれながらの縦走は精神的にも参った。赤水沢出合から玉川温泉への道は、道ではなく沢であった。森吉山ピーク直下でツキノワグマにまたもや遭遇。今年2回目でした。

2009/9/18〜20 北アルプス・剣岳。山仲間と今年流行の剣岳へ。秋の連休で剣は大混雑、事故も頻繁に起こっていた。ただ、天気は良好で秋のアルプスを満喫できました。剣登山後、右足くるぶし外側が腫れてしまい、内蔵助平は断念。新たな足の悩みが浮上。登山靴をどうするかが今後の課題。

2009/10/4〜5
昔よくいっしょに山に行っていた会社の後輩と、新潟の火打山へ。紅葉がすばらしいとのことだったが、ピークは盛りを過ぎていた。テント山行だったが楽勝であった。なお、皮の登山靴は使わず、ニューバランスのトレイルランのシューズで登った。