2007年4月23日月曜日

初春の養沢川でフライフィシング



4月初旬の平日。代休を取ってまだ桜が咲ききらない、東京・秋川支流・養沢川の毛針専用釣り場へ、今年初めてのフライフィッシングに出かけた。バイクで行くには寒すぎ、レガシーを駆った。
養沢川は、芦沢一洋氏の「アーバン・アウトド・アライフ」にも紹介されている、首都県のフライフィッシャーの練習場だ。幅5メートルあまりの小河川、数㎞区間が毛針専用釣り場となっている。朝6時から日没までだが、そんなに早起きができるはずもなく、10時過ぎに自宅を出発、途中のコンビニでおにぎりとビールを買い出しして、管理事務所のキャビンに到着したのは12時過ぎだった。ちなみに、午後からは釣り料金は3000円と安くなる。
小雨が降るあいにくの天候。それでも一応ドライフライを付けて、釣り上がる。反応は極めて鈍いが、バシッとライズがあるので気を抜けない。しかし、結局フッキングさせることができず、上流へ。雨がだんだん激しくなってきたので、いつも昼飯を食べる木和田平橋まで行かず、宝沢手前のプールでニンフを沈め、なんとか1匹を釣り上げることができた。今日は、トーマス&トーマスのグラスロッドを使ったのだが、グラスらしくぺにょぺにょで、それがフッキングの悪さにもつながったのだろう。あと、ここ5年ばかり毛針をまともに巻いていないので、古くて錆びた毛針が折れたりもした。5月の連休には、久々に毛針を巻いてみようか。
4〜5年ほど前までは、ガツガツ釣りに行っていたのだが、最近は少々その熱も冷めがち。身体を動かしたり、バイクに乗ったりする方が気分転換になる。何故だろう、中年になってしまったからか。
黒部源流にまた一人で釣りに行きたいとは思うのだけど。
写真はやっと釣れたヤマメと私。

2007年4月1日日曜日

お花見荒川自転車行



今日は関東は絶好のお花見日より。オートバイを転がしたいところだが、昨日、寒い中を走らせたので、今日はトレーニングがてら久々に自転車に乗ることにする。
自転車は3年前に買った米国製のKHS F20-RAC。いわゆる折りたたみ式小径車で、通常のロードレーサーよりタイヤが20インチと小さい。折りたたんで車に乗っけてどこかに走りに行くといった使い方や、電車を使っての輪行などに便利だが、まだやったことはない。
3カ月余り乗っていなかったのでタイヤはぺしゃんこ。朝食後タイヤに空気を入れ、水筒を自転車に装備して朝10時に出発。
私の自転車のコースはいつも決まっている。自宅から荒川(秋ヶ瀬公園の対岸)に出て、そこから荒川自転車道を上流か下流を目指す。
上流か下流かはその日の気分で決める。自然の変化を満喫して、気持ちよく走りたい時は上流、赤羽のまるます屋に一杯飲みに行く時は下流だ。
今日はお花見日よりだからもちろん上流。秋ヶ瀬橋辺りから右岸(志木市側)を羽根倉橋へ、ここで左岸(さいたま市側)に渡り、ちんたら走る。今日は半袖なのにとても心地よい。気温は20度を超しそうだ。桜や菜の花、そして新緑を愛でながらしこしこペダルをこぐ。
自転車ブームが来ているのか、サイクリストがとても多い。3年前に自転車を買って、ちょくちょく走り始めた頃よりも多い感じだ。それも皆、私をぐいぐい抜かしていく。時速23,4キロは出しているのに、みな修行僧のようにひたすら走っていく。後をついていこうと思っても続かない。まあ、自転車もへなちょこというわけ。
西大宮バイパスで左に、新上江橋を途中まで行って中州を入間大橋まで、さらにそのまま進み、ホンダエアポートの手前で右折、荒川を渡ってサイクリング道に入り、下流に向い帰路につく。
いつもなら開閉橋近くの川岸屋でモツ煮、ラーメン、おしんこ、ビールで昼食を済ませ、その上流の榎本牧場でジェラードをおごって帰るのだが、この日は昼までに家に戻る予定なので、何も食べず、休憩もせず走って帰ってきた。10時に出て、12時半帰宅。約50キロのサイクリングでした。
それにしても、荒川河川敷は、単に普通のスポーツ以外にも、皆、実にいろんな遊びをしている。ちょっとあげてみると——
野球、ソフトボール、サッカー、ゴルフ、ランニング、自転車、モトクロス、トライアル、スケッチ、野草取り、アーチェリー、ラジコン(自動車、飛行機、ヘリコプター)、空飛ぶパラグライダーみたいなやつ、バードウオッチング、バスフィッシング、フナ釣り、そして花見……。川はすごいなあ。