2010年1月10日日曜日

熊に遭う、奥多摩で



(熊の回にだけエッチ投稿が機械的に頻発したのでオリジナルを消して再度アップしておきます)
金曜夜、飲む相手がいなかったので早めに帰宅。翌日(2009年7月11日)の土曜、奥多摩にトレーニングに行くことにした。コースはいつもの古里から赤杭尾根→川苔山→鳩ノ巣だ。快調に飛ばし、川苔ピークまであと1時間ほどの地点、尾根道から右手にトラバースする道に入ったところで、ドドッ、カサカサカサカサ、という何かが走る足音、そして前方を見ると小さな黒い影。ツキノワグマの子供だ。向こうも驚いたようで瞬く間に約30メートル前方の杉の木に登り始めた。想像以上の素早さ。子熊は7〜8 メートルほど登った後で、上からこちらを不安そうに見ている。奥多摩にも熊がいるのは知っていたが、それは登山家の山野井氏も襲われた奥多摩駅以西、ダムの北側あたりのことだと思っていたので驚いた。
母熊がいたら大変なことになるので、一時登山道を引き返し待機。3分ほど待ってまた先ほどの地点に引き返してみると、まだ子熊は木の上からこちらを見ている。母熊がいるのは確実なので、仕方なく引き返し、トラバース道ではなく尾根道を行くことにした。笛も鈴も持っていなかったので、声を出し、手を叩きながら歩いたが、盆踊りのように手を叩く自分がなんとなく滑稽で情けなかった。
トレーニングはいつものように4時間ほどでコースを完歩。一心亭で風呂に入り、ビール、鮎、蕎麦で締めて家路に就いた。
いやあ、いい体験をしました。しかし、あの辺りでも熊がいるとは。今度から奥多摩でも笛、鈴必携ですな。
(写真の中央にある木の右の細い木の真ん中辺りの黒い影が子熊)

2010年1月2日土曜日

2009年総括-2

総括の2は軽めのアウトドアの記録を。
2009/8/16 懸案の輪行を日帰りでやってみた。KHSをパッキングし有楽町線経由で新木場へ。酷暑の中、荒川自転車道を朝霞まで遡る。最初は左岸に渡りしばらく行って右岸へ。途中、赤羽のラーメン屋でつけめんを食う。真夏でも人が多く、自転車道も分断されているので、秋ヶ瀬から下流の荒川はやっぱり自転車では走りにくい。

2009/9/13 会社のバイク仲間と奥武蔵へ。グリーンラインから芦ヶ久保に下り、正丸峠の茶屋でジンギスカンを食べる。その後名栗で温泉に入って帰宅。今回のバイクはバイアルスTL125。

2009/11/21 最後のトレーニングは奥武蔵・伊豆ヶ岳へ。東吾野から子の権現を経て伊豆ヶ岳。上記の茶屋でジンギスカンを食べて正丸駅へ。朝9時過ぎから歩き出し15時までみっちり講堂6時間。バテた。

2009/12/12 荒川自転車道を上流へ。いつもの川岸屋へ。おいしいもつ煮とおしんこを食し帰宅。ここのおしんこは本当にうまい。写真は羽倉橋上からみた荒川と奥武蔵。

2009年総括-1

去年も忙しさにかまけ、ブログをさぼってしまった。夏から秋までの主な山行をとりあえずまとめておこう。50も過ぎて、昔のようには登れなくなってきた。沢登りもあと1、2年かな。
2009/8/7〜10 秋田・森吉山、桃洞沢、赤水沢。ノロ川流域のナメが独特の沢に学生時代の山仲間と夏合宿で入った。おまんこの形をした桃洞滝が、潮を吹いておりなまめかしかった。しかし、2009年の夏は天候がとても不安定で、雨に打たれながらの縦走は精神的にも参った。赤水沢出合から玉川温泉への道は、道ではなく沢であった。森吉山ピーク直下でツキノワグマにまたもや遭遇。今年2回目でした。

2009/9/18〜20 北アルプス・剣岳。山仲間と今年流行の剣岳へ。秋の連休で剣は大混雑、事故も頻繁に起こっていた。ただ、天気は良好で秋のアルプスを満喫できました。剣登山後、右足くるぶし外側が腫れてしまい、内蔵助平は断念。新たな足の悩みが浮上。登山靴をどうするかが今後の課題。

2009/10/4〜5
昔よくいっしょに山に行っていた会社の後輩と、新潟の火打山へ。紅葉がすばらしいとのことだったが、ピークは盛りを過ぎていた。テント山行だったが楽勝であった。なお、皮の登山靴は使わず、ニューバランスのトレイルランのシューズで登った。